こんにちは。ままどんです。
パート・アルバイトの方って、正社員よりも給料は少ないし、福利厚生や保証は少ないし、心配なことがたくさんですよね。
でも、月額でお給料が決まっていないパート・アルバイトだからこそ、やり方次第で、育休手当を少し多めにいただけるように調整できるという利点もあります!
アルバイト社員であったままどんですが、会社に【産休・育休制度】がなかったため必死で勉強し、しっかり2回取得させていただきました。
2名の育休を取得させていただき、カナリ勉強しました。
2人目育休中に育休手当を1人目育休手当てよりも月額5万円ほど多めにいただきましたので、実践した【裏技】をご紹介します!
- 産休・育休2回取得(自分で申請)
- 会社に産休・育休制度なし
- 元ブラック企業の時給社員
- 1人目育休手当 < 2人目育休手当 (時短勤務)
制度の理解に多くの時間を割きましたので、これから育休取得される方の時短のお役に立てれば幸いです。
是非ご参考にされてくだいね。
- 育休手当が複雑でよくわからん
- 調べてる時間がない
- 育休手当がいくらもらえるのか知りたい
- パート・アルバイトで働いているが出勤がバラバラ
- 育休手当を少しでも多くもらいたい
育休手当の計算方法てどーなってるの?ワタシはいくらもらえる?
育休手当は、出産日の前6ヶ月のお給料を平均して計算されます。
11日以上勤務した月、6ヶ月の平均となるのがポイント!!
10日以下の勤務の月の給与は入れないってことです!
育児休業手当の計算方法
育児休業開始日から6ヶ月間
賃金月額 × 67%
育児休業開始日から6ヶ月経過後
賃金月額 × 50%
つまり、月額給与でいただいている方は、
お給料×0.67 した金額が大体のもらえる金額になるよ!
賃金月額の計算方法
賃金日額 = 育児休業開始前の6か月の賃金 ÷ 180
賃金月額 = 賃金日額×30
育休手当の計算方法:固定給の方はこんな感じ
超簡単に月額給与の方の育児休業手当を計算するとこんなイメージです。
月給20万円の方の育休手当
6ヶ月間 = 134,000円
6ヶ月経過後 = 100,000円
育児休業手当金は、非課税なので、
この金額はそのままいただけます!
(アリガタイ・・・)
育休手当の計算方法:パート・アルバイトはこんな感じ
定額でお給料をもらっていれば、育休手当の計算することが簡単なのですが、
パート・アルバイトで勤務されている方は、月によって金額も勤務日数もバラバラであることが多いので、計算がちょっと複雑になります。
数字アレルギーの方はこれだけ覚えて読み飛ばしてください。
これだけは覚えておこう!
1. 賃金月額の計算は、10日以下の勤務日の給料は入れない
2. 直近6ヶ月分の給料の平均からもらえる金額を計算す
ここでは、一例を取り上げて、みてみたいと思います。
数字アレルギーのない方はお付き合いください。
12月出産予定で、出勤や給料は月によってバラバラで、
育休手当がいくらもらえるのかよくわからないーー!
勤務月 | 勤務日数 | 給与 | カウント |
4月 | 10日 | 100,000円 | × (10日なので計算に入れない!) |
5月 | 18日 | 180,000円 | ○ |
6月 | 25日 | 250,000円 | ○ |
7月 | 8日 | 80,000円 | × (10日なので計算に入れない!) |
8月 | 18日 | 180,000円 | ○ |
9月 | 23日 | 230,000円 | ○ |
10月 | 20日 | 200,000円 | ○ |
11月 | 18日 | 180,000円 | ○ |
例えば給与が上記のようになった場合は、4月と8月を抜かして計算することになります。
体調が悪くてあまり出勤できなかったりすることもあるので、とてもアリガタイ制度です。
上記の給与の場合の育休手当
6ヶ月間 =136,217円
6ヶ月経過後 =101,655円
計算方法
6ヶ月分の賃金を足す
18万+25万+18万+23万+20万+18万=122万円(6ヶ月)
6ヶ月分の給与
1,220,000円 ÷ 180日 = 6,777円
6,777×30日 = 203,310円
この計算方法だと賃金月額が20万3,310円になるよ!
アリガタイ!
思ってたよりたくさんもらえる!
嬉しい!
この考えを逆手にとって、パート・アルバイトだからこそ、【育休手当を少し多めにいただけるように調整できる】のです。
つまり、月額給与20万円で働いている方よりも、少し多くもらえるということ!
では、どのように調整していけば良いのでしょうか?
【裏技】育休手当を多くもらうためにやるべきことはコレ1つだけ!
先に答えだけお教えしておきます。
【結論】11日以上勤務しそうな月は、頑張ってたくさん働いて (稼いで) おくこと!!!
WHAT!? 裏技って、ソレダケ?
なんだかダマサレタ気分デス・・・
気持ちはわかる!けど、本当にこれだけなのデス!
でもちょっと注意点があるので説明するね
注意点
簡単そうに聞こえる方法なのですが、少し間違えると、金額に大きな差が出てきてしまいます。
ここでは確実に育休手当を多もらうための、注意点をご紹介しますね。
妊娠中は計画通りに働けるわけではないことを念頭に入れておく
一生懸命計画を立てても、妊娠中は計画通りに働けるわけではありません。
(実際、ままどんは切迫早産で急に入院となりました。)
なので、妊娠がわかったら余裕のある計画を立てておくことをおすすめします。
結局最後の6ヶ月間を頑張って働けばいいってことでしょ♪
なんて余裕をかましていると、急なつわりや体調不良で出勤できずに、計画がパーになってしまうこともあります。
ままどんは、妊娠がわかった時から、
【出勤が11日を超える月は、めっちゃ働くのだ!】
【出勤が10日以下の月は、休みまくるのだ!】
というアホみたいな方針を決め、繁忙期などのタイミングでシフトをたくさん入れ、閑散期などは全然働かない方針を取っていました。
(これは固定シフトなどで、できない人もいるかと思いますが、できる範囲で調整することをお勧めいたします。)
妊娠直後から意識して行っていたので、体調不良でお休みをいただいたり、子供の発熱で多くお休みをいただくことなどもありましたが、どうにか6ヶ月分多めのお給料で提出できました。
出勤日がギリギリ11日になりそうな場合はどうする?
では、出勤日がギリギリ11日以上になってしまいそうな月は、どうしたら良いでしょうか。
- 交渉して出勤日を給与締め後に変更してもらう
- 残業するなどして、どうにか給与をあげる
対策としてはこの2点くらいですが、11日の勤務となると、月額賃金の計算に入れられてしまいますので、なんとしてでも避けたいところです。
ままどんは、給与締め日の週はシフトを変更して、調整していただいていました。
(例 給与締め日20日だった場合、20日のシフトを21日に変更してもらうなど)
どうしても難しい場合は、少しでも残業をして多めにお給料をいただくようにしていました。
上長や、同僚との調整が必要になってくることになるので少し難しいですが、
ここでの努力が、1年間(MAX2年間)の育休手当となって戻ってきますので、頑張る価値ありです!
まとめ:【裏技公開】パート・アルバイトの育休手当はいくら?多くもらうためにやるべきことは1つだけ!
いかがでしたか?
パート・アルバイトの方が、育休手当の金額を多くする方法をご紹介いたしました。
- 育休手当 = 賃金月額(給与の平均) × 0.67 (6ヶ月以降は × 0.5) で計算できる
- 賃金月額は、直近6ヶ月の給与の平均
- 10日以下の勤務の月の給与は計算にいれない!
- パート・アルバイトは、11日以上働く月はたくさん稼ぐべし
育休手当って、とても複雑そうに見えるのですが、
基本的には、
6ヶ月の給与の平均を基本給として、一部を育休中に保証してあげますよ。
という制度です。
ワケあってあまり働けない月もあるから、あまり働けなかった月(10日以内)の分は、計算に入れないから安心してね♪
という優しい部分が、計算方法をわかりずらくなるのですが、10日以下の勤務月は抜かして考えればいいだけです。
意外と簡単。
日本って税金は高いけど、制度や保証がとてもしっかりしていて、実はとても優しい国です。
月額賃金が1万円上がるだけでも、育休中(1年間)にいただける金額が7万円ほど上がります。
制度をしっかり理解して、せっかくある制度をフル活用して、育休手当を少し多めにもらえるよう、調整してみてくださいね♪
みなさんがHAPPYな育休を過ごせますように・・・
コメント