息子が停留精巣って言われたけどどうしたらいいのー?!
どこの病院を選べばいいのーーー!?
こんな疑問に答えます。
こんにちはままどんです。
いきなりですが、我が家の長男の2歳のお誕生日プレゼントはキンタマちゃんです。
2歳のお誕生日に、停留精巣の手術を受けました!
停留精巣って言われたけど、何がなんやらわかりませんよね。
めちゃくちゃ調べて悩んで、今じゃすっかりナイスキンタマちゃんを手に入れた長男の、
手術決断までの経緯・病院選びのポイントなどをご紹介しますね。
停留精巣ってなに?どんなリスクがあるの?
まず停留精巣ってなんぞや? (知ってる方は飛ばしてね。)
あまり女性として生きてきたら、出会うことのないワードかと思いますが、結構ポピュラーな病気なんです。
簡単に説明しますね。
通常、赤ちゃんがママのお腹の中にいるとき、キンタマちゃんの中身(精巣)は、お腹の中に入っています。
それが出産くらいのタイミングで、だんだんとキンタマちゃんの袋の中(陰嚢)に降りてきて、袋の中におさまっている状態になります。→キンタマちゃん完成!
しかし、10%位の子供さんは中身が上手に袋の中に降りてこないと言う現象が起こるそうです。
それを停留精巣といいます。
生まれてきてから、だんだんと下に降りてくることもあるのですが、生後半年〜1年くらいになるまでに袋の中に戻らない場合は、治療を検討する必要があります。
人間の体温が精巣の適温より少し高いため、(キンタマちゃんは、精子を守るために、ぶらさがって体温を下げているんですって)精巣が機能しなくなる危険性や、体内で異物として認識され、ガン化する危険性もあるんです。
本気で学んだことって、2年前のこともしっかり頭に残っています。
停留精巣発覚から手術までの経緯
停留精巣の発覚→経過観察→手術決断までの経緯の体験談をご紹介します。
1ヶ月検診
1ヶ月検診の時、
あれ?片方、睾丸おりてきてないかなー?まだ1ヶ月だし様子みましょう
と言われました。
先生もよくあるよーって感じだったので、特段気にせず
へぇ〜、そうなんだーと思っていました。
3ヶ月検診
3ヶ月検診の時は、
あれ?片方、睾丸おりてきてないかなー?まだ1ヶ月だし様子みましょう
と言われました。
まだ下りてきてないのかー早くおりてくるといいね〜。と思っていました。
10ヶ月検診
→多分普通だったらここら辺で、手術の提案が出てくるはずです。
10ヶ月検診の時は、停留精巣について特に何も言われず。(多分先生忘れてたと思う。)
さほど気にしていなかったままどん 、帰り道にそういえば言われなかったな〜聞けばよかったなー
キンタマの中身ちゃんないような気がするけど、自然に降りてきてるのかしら、と楽観的に考えていました。(のんきか)
1歳半検診
しかし
1歳半検診(だいぶ遅れて1歳10ヶ月で受けた)時、
あれ、睾丸降りてきていないね、もうすぐ2歳だし、
停留精巣の手術をした方がいいね!
(しかも急ぎ目で!)
病院、この辺だと2個あるけど、どっちがいい?
ひぃ。手術するんですか。。。!
近いところがいいです(通うのも付き添いも大変だし
次男妊娠・出産・仕事・家事・と、目まぐるしい生活を送っており、すっかり1歳半検診行くのが遅れてしまいました。
薄々気になっていたキンタマちゃんの話を聞いてみると、すぐに手術の話になっていました。
えええーーー!展開早くてついていけません。
早速、近所のA総合病院へ紹介状を書いてもらい、予約しました。
A総合病院で診察の結果、なるべく早く手術した方が良いとのことで、A総合病院で手術するなら、手術前検査(採血やレントゲンなど)をこのまま受けられるとのことで、早速受けました。
なんか急に決まっちゃったけど、2歳前の手術なんて・・・
全身麻酔とか・・・切るとか・・・大丈夫だろうか・・
不安でいっぱいです。
そういえば、医療保険って入ってたっけ・・・?
【停留精巣】手術する病院の選び方:症例数を確認!
- 手術数(症例数)の多い病院を選ぶ
- 不安だったらセカンドオピニオンも全然あり
- 大学病院や大きい病院だからいいと言うわけでもない
順番に説明しますね。
症例数の多い病院を選ぶ
手術する病院の選び方ですが、1つ目安となるのは、症例数です。
もちろん多ければいいってもんでもないですが、やはり執刀医の先生が、数をこなしているというのは、それだけ経験値があるということ。
スタッフや設備も揃っているので、もし何か少しイレギュラーなことが起こっても、対応できる可能性が高いです。
不安だったらセカンドオピニオンもあり
大学病院勤務の方から教えてもらったのですが、大学病院だと、研修医の育成に力をいれていて、採血や手術が研修医になってしまいことも多々あるそうです。
研修医さんにも将来的には活躍して欲しいですが、自分の子供で症例を作らないで欲しいというのがホンネです。
これは、診察の時などに、強めにお願いしておけば希望も出せることもありますので、確認してみてくださいね。
手術する病院を変えた話
実は、ままどん、A総合病院での診察時、先生からの説明や、設備に関して少し不安な点がありました。
先生は、泌尿器科の先生ですが、停留精巣の説明をするのに、本をみながら、文章を読みながら説明してくれていました。
また、「私が手術してよろしいですか?」というような、少し自信なさげな発言をされていたことが気になっていました。(優しくて感じの良い先生でしたが。)
考えすぎかな。
仕事も調整して、すごく長い時間待ったし、
ギャン泣きの採血もしちゃったし、手術の予約までとってしまった。
もうこのままA総合病院で手術でいいか・・
と一瞬頭をよぎきました。が、
帰宅後不安になり調べてみると、ままどんが診察に行ったA総合病院は、【停留精巣】の症例が0でした…。(他の手術は症例あるのですが)
さすがの能天気ままどんも、子供の命がかかっている!
やはり経験のある先生に診てもらいたいと思い、術前し検査をしたにもかかわらず、病院を変更することにしました。
調べると、小児科の先生が言っていたもう一つの病院、めっちゃ有名じゃないですか!
2度手間ですが、今度はA病院に紹介状を書いてもらい、レントゲンやエコーのデータももらい、予約の取り直しです。
(小児科の先生、先にそっち紹介してよ)←ままどんが近い方がいいって言ったんですが
結果的にはこのことがとても良かったと思っています。
県内でも症例数がとても多く、設備も整っている病院に転院を決めました。
診察の時点で、説明もスラスラ、絵もすらすら書いてくれて、安心させてくれました。
これは個人的な意見ですが、常勤のベテラン先生がいて、診察してくださった先生に手術していただける、というのも素人的にはとても安心しました。
多くの子が手術している一般的な病気ですので、もちろんリスクはありますが、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。
さてさて、そんなわけで手術の日程が決定しました。
なんと2歳のお誕生日(旅行予定でお休みとっていたので)!
お誕生日プレゼントはキンタマちゃんに決定。
長くなったので、②に続きます。
まとめ:【停留精巣で手術】2歳のお誕生日プレゼントはキンタマちゃん① (病院選び大事です)
- 停留精巣とは・リスクについて把握
→放置すると、不妊・ガン化のリスクあり - 停留精巣発覚から手術決定までの経緯
→経過観察は楽観視しすぎない - 病院選びのポイント
→症例数をチェック!
についてご紹介しました。
長男今ではナイスキンタマをGETしたので、結果オーライとさせていただきたいのですが、
ずぼらすぎるが故、「自然におりてくるかも」という言葉に甘んじて、全然心配していなかったので、危うく手術がとても遅くなってしまうところでした。
息子ちゃんが停留精巣と診断されたら、手術の可能性があることも頭の片隅に入れておくと、いざ、手術となったときに、ままどん のようにパニックにならずに済むと思います。
軽くでいいので症例数や先生の実績などを確認して、病院なども目星つけておくと安心ですね。
かかりつけのお医者さんに、病院の情報を聞いておくのも大切です。
念のため、医療保険も入っておくと安心です。
\ 保険や家計をプロに相談してみる/
もちろん、自然におりてくることも多くあるそうなので、神経質に心配しすぎには注意してくださいね。
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